MickeyTounoのブログ

離婚紛争の理不尽を忘れないために

いろいろ動きがあった

ずいぶん時間が経過したようだ。この間、仕事は究極にきつく、心身ともに疲弊しきっていた。長い通勤時間、ほとんどパワハラ状態の顧客、そして連日の長時間労働、帰宅するのは日付が変わった後。そして疲れ切った身体と頭に鞭打って、妻の離婚調停申し立てに対する答弁書を作成していた。
そうだ。ようやく届いたのだ。待ちに待っていた離婚調停申立書が。内容はある意味想定どおり、過去2年にわたって妻が行ってきた、自分は一方的な被害者であり私が一方的な加害者であるという主張に貫かれている。これに対して私は自分のもてるあらゆる情報をもとに、遠からず申し立てられるであろう離婚調停に対する答弁を準備してきた。その文書はかなりの分量に上るが、驚いたことに私の代理人である弁護士先生は一部の画像をのぞいてほとんどすべての内容を提出してくださった。いよいよ本丸だ。私は、自分が監護者に指定されるなどと期待しているわけではない。この国の正義をそこまであてにしていない。私は可能な限り自分のもてる客観的事実を示す情報すなわち証左に基いて自分の主張を記述した。それに対して、妻の申し立てにはなんら根拠が伴っていない。勿論、根拠があろうとなかろうと、女の申し立ては認められる。私は愚直に事実を積み重ね、答弁書をまとめた。

時間は限られていた。私たちの次回期日は7月9日、妻の申立書が届いたのは6月22日だ。答弁書は期日の2週間前までに提出するよう指定されているが、その場合文書作成にかけられる時間はわずか2日。妻の側からすればよい戦術だ。こちらは、期日の1週間前を目標に文書作成を行った。その結果6月28日に提出することができた。なにしろ大量の文書だ。期日までの1週間で裁判官がすべてを読み込むことができるかどうか。そのため、少しでも早く提出することを優先した。勿論、私が作成した文書をそのまま提出したわけではない。私が執筆したものは、いわば答弁書の要素文書であり、こちらの代理人である弁護士先生が内容をレビューし、提出すべきでない情報や証左は削除のうえ、最終的な文書の形にしている。提出した後で気づいたことだが、いくつか誤字やヌケモレがあるが、それは私の主張を本質的に変容させるものではないので、まあいいだろう。

今後の課題は、文書に記載した内容を如何にして裁判官に信用してもらうか、ということになる。記述内容の事実関係については、私の側には何の憂いもない。持てる限りの証左を裏付けとして記述しているのだ。問題は、それでも記述内容が事実と認められないかもしれない、ということだ。なにしろ裁判所は妻が別居という「力による現状変更」を行い、しかも何の合理的理由もなく子供と私のコミュニケーションを完全に遮断していることについて、その動機を一切議論しないのだ。「力による現状変更」に対して、司法が「現状の追認」を行っているわけである。私が司法に期待しない大きな理由だ。

いずれにせよ、答弁書を提出した以上、あとは状況を注視し適宜対応しながら、基本的にはこちらの提示する離婚条件を妻が受け入れられないなら速やかに裁判に移行するまでだ。調停に時間をかけるつもりはない。正直なところ、離婚調停では1回目で不成立にしたい気持ちだ。
調停は非公開のため私の答弁についてここで明らかにすることはできないが、経過については随時記録していくこととする。