MickeyTounoのブログ

離婚紛争の理不尽を忘れないために

終わりの始まり - これは作り話12 -

2017年の年明け早々に、妻は埼玉県男女共同参画推進センター(With Youさいたま)に電話をし、夫に性的行為をするよう言われたと相談した。妻によれば、電話で応対した相談員は、『これは典型的なDVである』と回答した。

私は同じ日に、同じくWith Youさいたまに電話をかけ、そもそもの原因となったのが妻の一方的な拒否によるセックスレスであることと、話し合いを重ねても妻の姿勢が変わらないことから妻に対して性的行為を自発的に行うよう言ったことを伝えた。電話口での相談員の話し方と、妻が電話を掛けた時の相談員の特徴から、おそらく同一人物による応対と思われたが、私に対してはこんな回答だった。

  • 伝えられた情報だけでは何とも言えないし、そもそもWith YouさいたまはDVかどうかを判断する機関ではない
  • 子供がいるということは、少なくとも性生活があったことを意味する
  • 性生活は夫婦関係にとって必須のものとはいえない(なくても夫婦関係を維持しているケースもある)。従って、一方が要求を無理強いしたり従わせたりすれば、それは他方をコントロールしていることになるのでDVに該当するだろう

私は、この電話での相談中に経緯や事情を詳しく聞くという姿勢が相談員側になかったことと私に対する回答と妻に対するそれの間に大きな差異があったことに驚くと同時に、この機関の活動には公平さ・公正さが欠けており矛盾がある、と感じた。
その後妻は、これまでに無料の窓口に対して何度か相談をしたが、自分が想像していたようなところではないようだからカウンセリングはやめにすると言い出した。私は、これまで長期間にわたって何度も何度もカウンセリングを受けたいと言っていたのだから、たとえお金がかかっても構わないから受けてみよう、予約をしてほしいと伝え、先にお金を渡した。私もこの前の年の年末にカウンセリングに同意していたのでいきなりやめるというわけにはいかなかったし、同じ窓口に電話をして、同じ相談員に同じような内容を話しても回答が異なるということにある種の興味を覚えたこともあった。