MickeyTounoのブログ

離婚紛争の理不尽を忘れないために

これが正義(これも作り話)

家裁での第1回期日から1週間以上が経過したようだ。この間仕事はきわめて忙しく家に帰れない日もあった。だがどんなに頑張ってもおかえりを言ってくれる子供はいない。理不尽だ。

家裁での出来事は、予想していたこととはいえあきれるほどの不公平さだった。簡単に纏める。
なおこの手続きは私が申し立てた保全処分に関するものと良く似たフィクションだ。(妻はいまだに離婚調停を申し立てて来ていない。)

裁判官) 申し立てを見る限り、子供に特段の危険性があるとは思えないし、まー急ぐこともないでしょ。夏休みに入ってから聞き取り調査すれば充分っしょ。
弁護士) いやいや、緊急性があるから保全処分を申し立ててるんでしょ。何なのよそのスピード感は?
裁) だってさー、別に子供さん死なないっしよ?だったら急ぐ必要ないよ。だって死なないんだよ?うん、それでいこ。あと、陳述書出してね。コレ要領。

裁) とはいっても、子供と全く会えてないってのはちょっとねー。まー、聞き取り調査にもいろいろあってさ、お父さんと子供が会ってるところを調査員が横から見てるってのもあったりするわけよ。今回それが適用できるかどうかは何とも言えないけどさ。それと、子供と会うってことなら、面会交流調停の申し立てをすれば、こっちももう少しプッシュできると思うよ。
弁) それはそれでやるけども、そもそもこっちは監護者の指定を求めているわけよ。
裁) そりゃわかってるけども、お父さん、子供と会いたいんでしょ?だったらそういう手もあるよって言ってるわけよ。

裁) ところでさ、あちらさんはFPICを使っての面会なら認めてやらんこともないって言ってくれてるじゃん。それで手を打ったら?
弁) あのさー、分かってると思うけど、FPICってのは双方の合意が前提な訳よ。合意できないからここで話してるんでしょ?つまりあっちには子供と会わせる気はない訳よ。どう考えてもおかしいでしょ、FPICって。
調査員、もちろん女性。ちなみに二人とも女性。) ってゆーか、アンタなんでFPICじやダメなの?奥さんが逃げてんだから、アンタが悪いに決まってんじゃん。なにゼータク言ってんの?バカなの?
弁) だーかーらー、FPICとか言ってる時点で会わせる気なんて無いわけよ。あっちはただ時間稼ぎしてるだけな訳でしょ。だいたい、離婚成立前はFPIC必須、成立したら不要って、明らかにおかしいでしょ。本来FPICとかの第三者の立ち会いが必要になる要件は、子どもが虐待される恐れがある場合でしょ?だったら離婚が成立前だろうが後だろうが、FPICを要求するはずでしょ。そうじゃない時点で、あっちが言ってることは合理性が無いじゃん。
裁) まーまー、とにかくFPICを使う気は無いわけね。わーったわーった。

(一度退出し待合室で待っている。向こうが裁判官と話した後で、先方の弁護士がやって来た。)
相手弁) ヨー、Youさー、絵手紙とか超うぜーからウチの依頼人は受け取らねーから。
弁) は?何それ。あんたの依頼人が受けとりたくねえの?それとも子どもが要らねえって言ってんの?
相手弁) んだコラ、依頼人に決まってんだろ。
弁) じゃあ子供には確認したのかよ?
相手弁) そんなもん確認するわけねーだろ、超ウケる。

(というやり取りのあと、もう一度裁判官と相対して)
裁) あちらさんはあと1週間くらいで離婚調停を申し立てて来るってさ。
弁) そんなことより、さっきあっちの弁がきて、子供たちに宛てた絵手紙を突き返してきたよ?これが2回目よ。
私) スッ
弁) あー、そうそうこれが1回目。あのさー、これのどっかに、子供に渡せない理由があると思う?しかもあっちは、親が受け取りたくねえっていってんだよ?子供には聞いてもねえっていってんだよ?監護者としてどーなのよコレ?
調) てゆーか、コレ絵までアンタが描いたの?超ウケる(笑)
裁) まー、こーゆーことも含めて、調査員に訴えてみたら?

繰り返すがこれはフィクションだ。

さて、このようなやり取りが公平公正といえるのか。